よくよく考えて選んだ方がいい。
原因は中高時代だけど、20歳になってると在校生じゃないので表に出ない。
進学校が問題なんじゃない、学校選びの問題。
偏差値表で選ぶからこうなる。
自分の子供の性格をよく見て、劣等感を感じやすいなら一番を狙える学校にした方がいいかもしれないし、頭の良い子に囲まれた方が頑張れるなら背伸びしてもいいと思う。
どんなに明るい性格でも、どこか苦手なところがある。その苦手なところが詰まった学校はいつか辛くなる。明るい子は一番危険なのよ。マイナスの感情を出さないから。
とにかく、大手の実績作りのために動かされちゃダメ。
塾通いに嫌気がさしていたら、付属校にしてあげた方がいいし。
好きなスポーツがあるなら部活が充実しているところがいい。
通学路もちゃんと見て、観光客に埋もれないか?乗り換えは辛くないか?
人数が多いのが苦手なら少人数がいいし。
人数が少ないと逃げ場を失うならマンモス校もいい。
まず見るのは偏差値表じゃない。
勉強は自分でするものだから。
この学校に行けば天才になれる、なんていう学校は存在しないのよ。
学校の繋がりが将来役に立つって、それはその中高で嫌われずに、その中高が楽しい思い出で、繋がりに頼らないと仕事をもらえない状況に陥った人が必要とするものであって、学校名なんて言わなくてもやっていけるのが理想だと思うし、学校名を言わなくてもやっていける人間になったら、頼られてしまう立ち位置になる。それが煩わしいと感じるかもしれないし、足をひっぱられることもある。
東京で受験をしているとわからないかもしれないけれど、全国で開成高校や麻布高校を知ってる人なんて実はそんなにいない。世界に出ればほぼ知らない。
どの学校に通うかじゃないのよ。
どんな人間なのか。