私はね。

困窮している時に、奨学金の保証人になってくれる親戚を探し回ったり、365日介護で大変なのに誰も手を差しのべてくれなくて、挙げ句に亡くなった翌日には税理士さんを連れてきて、相続放棄しろ!って迫られて、税理士さんには、介護は~さんがしていたんですよね、って一日も来なかった親戚が我が物顔で、そうですって言う場面に絶句して。

そんな時にもし、優しくしてくれる人がいたら、うちも頼りたかったよ。

だから、お金を借りて、返せるようになったら返したらいいけれど。生活のきつい人が、そうやって孤立する現実がある。それを経験してるかどうかで、今回の問題に対する感想は違ってくると思う。

お金のある人には寄っていくけど、お金のない人は孤立するんだよ。

ちなみに奨学金の保証人になってくれなかった親戚は、病院長と銀行役員でした。奨学金の保証人になってくれたのは教師をしている人でした。心のある人になりたいって、その時心底思ったんだよね。


でもこんな話を私は誰にもしないよ。

だから、皆さんも言ってないことがたくさんあるんだと思うよ。

ちなみに奨学金の保証人になることをためらうような成績ではなかった。一時期は血を吐くほど勉強したから。
だから、誰かが何かを成し遂げた時は、おめでとうって言うべき。