大学無償化

いいね。

大学の学費を得るために、昼夜問わず働いて、子供もバイトして、っていう母子家庭が、年収を抑えて、昼間だけの仕事でも子供を大学に通わせることができれば、ね。

大学から帰ってきた子供と一緒に夕食を食べられるし、会話もできるし、顔も合わせられるし。

270万円って低すぎる気がするけど、おそらく国は、対象となる学生のおおよその人数とかその他の制度とかを考えて算出した数字なんだろうから、それで数人でも中退にならなければいいよね。

 

もしかすると、孤児が自分でバイトして生活費を得ながら大学に行くようなパターンも想定しているのかもしれないし。

 

未来は明るい。

 

まずはここから。

 

だから、ぜひ、ちょっとでも良い大学に入って欲しい。

その大学を出て何になるの?って思わず聞いてしまうような大学はやめてほしい。

その奨学金を利用できる大学もやや限定して欲しいところだけど。

 

 

 っっっっっっって!

考えたら、うち、対象者だったじゃん!!!

あぁ、産まれるのが早かった〜。気づきたくなかった。

今でも学費返してるよ。兄弟全員。

介護があって働けないし、当時はまだ介護の大変さとかいろんな福祉サービスもポツポツ始まったくらいの時代だったから、自宅で朝から晩まで、深夜も早朝も、徘徊する高齢者を探したよね。寝る時間もなくて、門にチェーンをつけたら、年に2回もこないような親族が、徘徊なんてするわけない!チェーンなんてみっともない!ってキレて外されて。こっちだって夜寝たいのに、じゃあ介護少しでもしたら?って思ってたけど、こんな人に言っても無駄って皆が諦めてた、というか、もう毎日を過ごすのがやっとで、明日のことも考えられない、今どうするか、ってことばっかり考えてた。結局10年以上なんだかんだでそんな介護を祖父母にして、他界した次の日、年に一回顔をみるかみないかの親戚が税理士を連れて実家にきた時は、もう呆然。こっちはやりきった気持ちと、でもいなくなって寂しい気持ちと、亡くなる時にどんな気持ちだったんだろう?とか、お正月まではいてほしかったとか、あれ食べたいって言ってたのに早く買いに行けばよかったとか、あんなに大変だったのに後悔ばかりが浮かんで。そんな中、介護にかこつけて自分の家の食費浮かせてたんだろ!とか、家を乗っ取る気か?とか、散々な扱いを受けて、もう、もちろん親族の中には、よくやってくれたよ、って労ってくれる人はいたんだけど、そういう人はでしゃばらない。全然金が残ってない!相続するようなものもないから相続放棄しろ!家は長男が継ぐ!って言われて今。縁が切れてよかったってほっとしてる。残ってたの知ってるし、途中から個室に入院したり、祖父のお見舞いに行ってる間に祖母が介護サービスを使ったり、階段に手すりをつけたり、補助金も使いながら、少しは支出もしながら、旬のものが食べたいと言われれば買いに行き、美味しいお寿司が食べたいと言われれば一緒に行ったよ、確かに。だって、そんなに長くないって思ってたから。でもさ、その時に一緒に食べたお寿司代くらいもらってもいいでしょ?家族全員でたかってたわけじゃない、付き添った家族1人か2人の分だし。

もうでも、介護が終わった瞬間に税理士を連れてきて、すごい勢いでサインしろ!サインしろ!って迫られたら、もうどうでもよかった。

そんな中、とにかく勉強しよう!勉強して得るもの得よう!っていう空気で兄弟で頑張ったよね。介護を手伝いながらも、奨学金と特待生の奨学金をもらいながら、必死に勉強して今がある。

自慢でもなんでもないんだけど、

うん。

うちはギリギリ耐えたけど、正直、一線を越えるんじゃないかって不安もあって、就職しても実家を出られなかった。実家を出なきゃいけない就職はできなかった。いつか誰かがプチッと、何かがふわっと緩んで、もういっかってならないかなって。

家族の誰かを一人にする不安があった。

 

ちょっと後悔もある。実家を離れる就職先を断ったことは今でも後悔してる。今でも今からでもあそこで働けないかって。でも年齢制限があるから無理。

 

いや、いいんだ。子供がかわいいからさ。

違う幸せを見つけたから。

 

 

大学無償化、よかったね。