幼児の時代

今、こどもが成長して思うのは、

もうその時代しか一緒にいられないのに、

なぜ、自分が働くためにその時間を手放せるんだろう?

って。

うちは家も買えてないし、お金が余ってるわけでもない。

それでも、今、働くっていう選択肢をもってない。

それは、今の時間を大切にして、

ベビーの頃に、一緒にお野菜を切るようになって、人参が好きになったんだよね、っていう記憶があるから、食事を食べないと言い出しても、こうやって一緒に作ると食べるんだ。とか。

幼稚園の時に、道端でよく虫を捕まえていたから、小学生になって帰りが遅くても、大抵どこで時間を使っているのか想像がついて、探しに行けたり。

お弁当にいれるこの野菜は嫌いだけど、この食べ方ならこの野菜も食べる。とか。

変なことをしていても、ベビーの時に、こういう工作をしていたから、あれを思い出してるんだな、とか。

こどもの話を聞いても、リンクする記憶がある。

でも、幼児期に保育園にいれてしまうと、そういう理解をしてあげにくくなると思うんだよね。

思春期に放たれる、厳しい一言一言に、対応できない気がする。

もちろん、保育園を利用してないからと言って、理解してあげられるとは限らないけど。

どちらかといえば、理解してあげられやすいとは思う。

幼児期に一緒に過ごす時間を手放すと、思春期に対応できないっていうのは、教育者の講演でもよく耳にするし。

それは、私も頷ける。

もちろん、保育園利用しか手段がない人は、そういう危機感を持ちながら、子育てをしていると思うから、まだいいのかな、と思うけど。

 

こどもの幼児期を自分なりにちゃんと考えないと。って私は思う。

正解はないから、私も試行錯誤だけど、保育園に入れないことをラッキーと思えるくらいの気持ちもあっていいような気がしてて。